2009-01-01から1年間の記事一覧
うみさん おおあれ みなみや きたから かいめん うなぞこ いじょう いきもの たいへん そらさん ないてる あめかぜ しもゆき しぐれは きまぐれ おてんき かみなり くしゃみ りくさん なやみは まいなす ぷらすが まぜこぜ きんぎん どうてつ まぐまの ここ…
まんしょんの べらんだでは さまざまな いきものが そだてられ じゅうにんの にちじょうに やくだってる すずむし くわがた かぶとむし とまと にんにく ねぎはーぶ ちいさきものの ありかたみかた しろめだかども しってるひとに わけるとふえる しられぬせ…
うまれてこなければよかった いわれてうんだもののきもち いうこのこころになにがある ぜつぼうのふちにたたされて だんがいにたつもののといき しんりょくのはやしのなかで つくられしょくされるものは さけとさかなとかしのひるげ ちょうぼうはするがわん…
にゃんにゃんにゃらりん にゃにゃりこりん にゃらりんにゃらりん にゃらほらりりん にゃほらんにゃほりん にゃほにゃほらん にゃほりんにゃほらん にゃにゃにゃん にゃほり〜んにゃはり〜ん にゃほにゃほ〜ん にゃほんほ〜んにゃほ〜ん にゃふらりり〜ん に…
デカルコマニーはシュールレアリズムの時代に発明された技法。 溶かした絵の具を紙と紙の間にはさみ、 偶然できる無意識下の不思議な模様。 この技法は、artに偶然性を取り込んだ重要な出来事だと思います。 最近、紙と透明な塩ビで制作する方法があることを…
娘よ。 君は今日、二十歳の誕生日を迎えた。 不思議だね。 君の20年、私たち家族の20年。 なんとなく過ぎた20年ではあるけれど なぜか過ぎてしまえば20年であるのだ。 遙かに遠くにおぼろげだったハタチが、ここに手元にある。 まさかまさか、の思いだね。 …
あどけない すがお うまれたままの ひょうじょう かわらない せいじょう やわらかに すこやかに はこべるところまで しどけない すがた そだったとおりに てあしかたむね おもむきは こっこくかわり ねてもさめても なくてななくせ ゆるせるところまで ほど…
一途な目 ひたむきな目 時には縦一筋に光らせるだけどドングリまなこ、ひょうきんだ 鼻をぴくぴく 耳を傾ける 尻尾を高く掲げる 尻尾にも目があるようだ 君は何を探す 何を求める 何を見る 君はあまりに寂しげだ あまりにひたむきだ時の瞬きの喜び方を知って…
とりやけものの にくくうちから おくげきぞくは たたかいにまけ やさいがたかい みずながすきか こいふなたなご なまずをとらえ ながれのままに じしんたっぷり ばんどうたろう みずながすさが こがねはなさく ひゃくねんのゆめ おもいやりもち わをもとめつ…
我がよき朋よ 我がよき朋よ 我が素晴らしき猫よ 我がよき供よ いやいや、供は僕だろう おうおう、どこまでも一緒に行こうではないか 無口に耐えて、笑顔を絶やさず たえてひさしく 時々ごろにゃん 時々フーッフーッ いつもつかず離れず 先を行ったり、後を付…
まさかのまさこちゃん ちきゅうのちゅうしんから しきゅうのそこまで たいようのひかりが ひとすじのことばとなって つらぬいてるまさこいのち まっさかさまのまあちゃん ちみゃくをてさぐり ふうすいのほとりでは とうどがしめっている つかみだされるうつ…
おおとりよ おおとりよ ゆくものはやむべからず くるものはなおおうべし あやういのはまつりごと すくいとれるやことのは とげもちて とげもちて さくはなうるわしきかな ちりてなおはおおうべし ちちのあとあねおとうと まんがまんがまんがまん ゆみとりて …
きのう、試験の監督をしながら、暑さに頭がやられてないか確認のための17文字。 もう、おそいかな? ・乾電池花火を上げる夢いずこ ・輪ゴムさえ暑がっているよじれてる ・イスの脚くたびれかげんの影細し ・サンダルの素足のうらに夏宿る ・ワンタンの皮そ…
あまてらすみこや いざなぎよみからの みそぎのまにまに つくよみのみこや いざなみみしみをば あらいつつうまれ すさのおのいぶき はなからあらくいで よにあまねくふき
ウォーン、ワォーン なんか、最近、擬音語が多い 語彙不足 感情足らず 考え未満 ウォーン、ワォーン 猫なのに、犬みたいだ ウォーン、ワォーン 泣くな、およしよ、いい子だ、泣くな 猫だ、泣くな、犬になるな
かいだん94だんを はけしたへとくだる わきみずのほとりに すなどるかわせみが ぜんきんせんをそめ すいれんばちにすむ しろめだか10ぴき すいめんにおちるや かげもろともくらう せいさんかくのあい さくらのは1000まい ぬっているあまあし ふかみどり…
春に、啼く。 春の雨の中 ねこが啼いている 激しい雨の中 姿が見えず独り啼いている 春浅く冷たい雨が激しく降っている 一日中降りしきる雨 恋の啼き声なのか 雨の鳴き声なのか 春の泣き声なのか 終の哭き声なのか ウァーオウァーオ 悩ましいのか 哀しいのか…
■まちがいした シンガポールの学生が帰りがけ 部屋をのぞいて言った 大きな声で 「あ・た・ま・し・た!」 あたました? 頭、下? いぶかる顔に あわてて 「ノー、ノー、あ・し・た・ま・た」 あ・た・し・ま・た まちがいした
すがおのまま なまなましく いえはしない えんじかたる みぎのおもて ゆめまぼろし くるいはてて ぶたいをさる ひだりおもて そめそめられ みもこころも うまれてから しにいたるや げんそとなり みどりあおき だいだいあか むらさきくろ にじのふたり てん…
車窓から海が見える 夕方の日本海 はるか沖に船がある 逆光にきらめく帯が船を包む 見えないが 船には人がいるのである (その人がデッキでこの電車を見ている) その人は西浜の砂丘地でスイカの苗に水をやる その人は昼は市営図書館で新聞を読み朝と夕方新…